こんにちは。まあしゃです。
履歴書や願書など、大切な書類を書くのって緊張しますよね。
間違えたらどうしよう!
文字が綺麗に書けなかったらどうしよう!
スペースが足りなくなったらどうしよう…!
考えれば考えるほど構えてしまって、いつもしないような失敗をしたり
文字が汚くなってしまったりしがちです。
そこで今回は、そのような場面に合った
ペンの選び方・おすすめ品をご紹介したいと思います。
こだわりなんかないよ!という方も、そうでない方も、参考にしていただければ幸いです。
願書や履歴書などの書類を書くためのインクは、結局どれがいい?
まず第一に、自分が書きやすいと感じるペンを選択する必要があります。
人によって手の大きさはまちまちなので、
それぞれ握りやすい形・太さもまたまちまちです。
試し書きが出来る環境であれば、ぜひ色々なペンを試してみて選んでみて下さい。
そして次に、文字が綺麗に見えるペンを選択することも大切です。
同じ文字でも、文字の太さやインクの濃さによってかなり印象が変わってきます。
まずはこちらを見てみて下さい。
▽細くてまばらな文字
▽太くて均一な文字
いかがでしょう。
太くて均一な文字の方が、読みやすくて綺麗に見えるような気がしませんか?
そういった面から考えてみると、
以下の条件を全て満たしているペンが、願書や履歴書などの記入に向いている
と言えると思います。
- インクが均一に出る
- インクが濃い
- 太い文字が書ける
- 水や摩擦に強い
では、これらの条件を満たしているインクは、どのようなものなのでしょうか。
まず1の「インクが均一に出る」という条件と、2の「インクが濃い」という条件。
これは、ゲルインク・水性インクで叶えることが出来ます。
油性インクだと、どうしてもインクの出にムラがあるので
文字がかすれてしまうことがありますし、
ゲルインクや水性インクと比較すると色も薄めです。
▽油性インク
▽ゲルインク
▽水性インク
油性インクは書き始めがガタガタしていますよね。
それと比較して、ゲルインクや水性インクであれば、
書き始めから最後まできちんと均一に濃いインクで筆記することが出来るので、
読みづらくなったり汚くなったりする心配がありません。
次に3の「太い文字が描ける」という条件。
これは0.5mmやできれば0.7mmの太さのペンを選択することで叶えることができます。
太い文字を書く理由としては、
文字が綺麗に見えることと、読みやすいことの2つが挙げられます。
願書や履歴書は学校や会社へのラブレターのようなものですので、
読む相手のことを第一に考えなければなりませんよね。
見やすく・読みやすくが大前提なのです。
最後に4の「水や摩擦に強い」という条件ですが、意外と大事なポイントです。
雨が降っている日に持参しなければならなかったら?
万が一、読んでいる人がお茶を垂らして、文字が滲んで読めなくなってしまったら?
…色々なことを想像してみると、
水に強いインクで書いておくに越したことはないと思いませんか。
具体的には、この条件には油性インク・ゲルインクが当てはまります。
(一応、水性インクでも耐水性のものもありますが…)
ですが先ほどから記述していますように、
油性インクはあまり願書・履歴書に向いていませんので、ゲルインクをおすすめします。
実際に水を垂らしてみました。
▽油性インク
▽ゲルインク
▽水性インク
油性インクとゲルインクは全く滲んでいませんが、
やはり水性インクはかなりにじんでしまいました。
ゲルインクは発色が良く、均一な太さで文字が書けるだけでなく
水にも強いということがわかります。
まさに油性インクと水性インクのいいとこどりですね。
よって、個人的意見としては
願書・履歴書に向いているのはゲルインク一択です。
ゲルインクボールペン、具体的にどれを買ったら良いの?
個人的におすすめ…というか私が好きでずっと使っているのは
ゼブラのSARASA(サラサ)です。
書き始めから濃くしっかりとした発色で、文字もとても綺麗に書くことが出来ます。
渇きもまずまず早いので、インク滲みを気にする必要がありません。
厳密に言うと、「サラサ」よりも「サラサクリップ」の方が
クリップがしっかりしていて使い勝手が良いので
「サラサクリップ」の方がおすすめです(インクは同じです)。
▽サラサクリップ/ゼブラ
引用元:https://www.amazon.co.jp
サラサセレクトという製品もあるので、そちらを使うのもおすすめ。
ホルダーは、3色用(150円+税)/5色用(250円+税)があります。
もちろんインクはサラサと同じなので、書き味も同じく素晴らしいです。
▽サラサセレクト
引用元:https://www.zebra.co.jp/pro/sarasa-select/
また、サラサドライという、更に速乾性がレベルアップした製品も販売されています。
こちらは上から消しゴムをかけても文字が薄くならないので、
一度シャープペンシルや鉛筆で下書きをして上からペンでなぞる派の方には、
普通のサラサよりこちらがおすすめです。
値段は150円+税、太さは0.4/0.5/0.7mmがあります。
▽サラサドライ
引用元:https://www.zebra.co.jp/pro/sarasa_dry/
エントリーシートに色をつける!?多様なペンの使い方
エントリーシートは、履歴書よりも文章を書く量が多いですよね。
審査する側も、膨大な量のエントリーシートを読むので
文字ばかりがぎっしりと羅列してあるものには辟易しているはずです。
そこで少しでも読みやすくするために、以下の方法があります。
- 文字の太さを変える
- 文字の色を変える
- 見出しを付ける
- 図解を加える
文字の太さが一緒だと、どこが注目すべきポイントなのかが一目でわかりません。
自分がアピールしたい部分を、例えばその部分だけ1.0mmのペンにしてみるなどして
太く書き目立たせてみましょう。
そういった点から見ても、サラサクリップは
0.3/0.4/0.5/0.7/1.0mmとバリエーション豊富なので便利です。
それでも物足りない時は、カラーペンや色鉛筆で色を加えるのもひとつです。
水性ボールペンにはカラーバリエーションが豊富なものも多いので、
この程度であれば、水性ボールペンを使用しても問題ないと思います。
ただし、カラフルにしすぎると自己主張が激しくうるさい印象になってしまうので、
ほどほどに…がポイントです。
文章が長くなってしまう場合は、見出しを付けると良いでしょう。
注目すべきポイントがわかりますし、自分自身が文章を組み立てる際にも便利です。
長い文章を相手にわかりやすく伝えることができるというのは高評価につながります。
見出しも太い文字で書くとより見やすくなります。
罫線がないフリースペースがある場合は、
文章をよりわかりやすくするための図を書いてみるのもひとつです。
書く際はより丁寧な印象を与えるために、
定規などを使用することを忘れないようにして下さい。
いかがでしたでしょうか。
同じ内容でも、書き方や筆記用具によって印象はガラリと変わります。
最適な筆記用具で最適な書き方をして、最高のものを仕上げていきましょう!
履歴書の文字を綺麗に書く方法については過去記事「ボールペンの字・インクが汚いのが嫌だ!履歴書を綺麗に書く方法」に記載していますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
では、今日はこの辺で。